とよたの家

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とよたの家

愛知県豊田市にある築39年の木造平家住宅のリノベーションプロジェクト。

元々祖父母が住んでいたこの家の北側と東側には、両親の家、姉家族の家(建設中)があり、3つの家の中央にはそれぞれの家へアプローチする共有の外部空間がある。(それぞれに敷地は文筆されている)

一見すると大きな敷地の中に3つの家(家族)が近接して住んでいるような環境となっている。

祖父母の家を解体し新築することも考えていたが、将来どのように暮らしが変化していくか分からない、また祖父母の家の状態も良好だったこと、なるべくスクラップアンドビルドでない環境に配慮した住宅の建て方にしたいという希望もあり、まず祖父母の家をリノベーションして住み、その後(概ね10年を目処に)必要に応じて新築住宅を増築(+減築)するというプロジェクトとなった。

状態の良好な構造や屋根、外壁等はほぼ手をつけず、新しい住まい手の暮らしに合うように必要最低限の内壁や扉の位置を変え、生活動線を変更し、部分的にインテリアを更新した。同時に設備機器の更新や断熱材の敷き込み等、基本的な住宅性能の向上も行なった。

和風だった内部空間(LD)は、左官と木と土間コンクリートで構成されたシンプルな空間としている。あらわしにした既存の柱梁と共に、時間が経つに連れ風合いの増していく素材を選択した。また天井を外し、力強い上部構造をみせながら平家ならではの広がりのある空間としている。

キッチン・ダイニング・リビングをひとつながりの空間とし、リビングは床のレベルを下げ土間コンクリート仕上げとしている。

床を下げることで空間に変化を与え、ソファーが建築と一体のものとして収まったすっきりとしたリビングになる。また段差があることで腰掛けたり、ちょっとしたテーブルに見立ててみたりと、そこに生活の引っ掛かりのようなものがあることで、住宅と人との関係がより近いものになっていくのではないかと考える。

敷地内の周辺の環境の変化によって、機能しづらくなってしまった窓は塞ぎ、リビングと玄関ポーチを繋ぐ窓を一つだけ新たに設けるという、窓の操作によって住宅の向きを調整している。

西と東の窓を塞ぐことで生活の正面を作り、家具の設えや、生活がしやすい様に変化させている。

新しい窓は風の通り道を作るだけでなく、リビングと玄関ポーチを繋げ、その先の玄関へ視線的な繋がりを作りリビングがさらに広々と感じることができる。また、片開きの大きな窓を開放することで、屋根のある縁側としても使うことができる。

将来、増築する際は新しく設けたこの窓を通して、今回リノベーション部分と新築住宅分・共有の通路、それぞれの家とを繋げてくれる重要な要素になると考えている。

2021.11/
house/
renovation
aichi/

h .tag
#土間
#左官
#木製建具

施工/ 宮川建設(株)
photo/ 朴の木写真室

とよたの家11
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とよたの家18
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とよたの家17
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とよたの家16
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とよたの家19
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とよたの家20
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とよたの家22
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とよたの家23
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とよたの家13
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とよたの家15
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とよたの家21
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とよたの家6
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とよたの家7
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とよたの家36
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とよたの家35
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とよたの家34
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とよたの家24
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とよたの家29
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とよたの家26
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とよたの家8
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2021.11/
house/renovation/aichi/
h .tag/#土間 #左官 #木製建具
施工/ 宮川建設(株)
photo/ 朴の木写真室

愛知県豊田市にある築39年の木造平家住宅のリノベーションプロジェクト。

元々祖父母が住んでいたこの家の北側と東側には、両親の家、姉家族の家(建設中)があり、3つの家の中央にはそれぞれの家へアプローチする共有の外部空間がある。(それぞれに敷地は文筆されている)

一見すると大きな敷地の中に3つの家(家族)が近接して住んでいるような環境となっている。

祖父母の家を解体し新築することも考えていたが、将来どのように暮らしが変化していくか分からない、また祖父母の家の状態も良好だったこと、なるべくスクラップアンドビルドでない環境に配慮した住宅の建て方にしたいという希望もあり、まず祖父母の家をリノベーションして住み、その後(概ね10年を目処に)必要に応じて新築住宅を増築(+減築)するというプロジェクトとなった。

状態の良好な構造や屋根、外壁等はほぼ手をつけず、新しい住まい手の暮らしに合うように必要最低限の内壁や扉の位置を変え、生活動線を変更し、部分的にインテリアを更新した。同時に設備機器の更新や断熱材の敷き込み等、基本的な住宅性能の向上も行なった。

和風だった内部空間(LD)は、左官と木と土間コンクリートで構成されたシンプルな空間としている。あらわしにした既存の柱梁と共に、時間が経つに連れ風合いの増していく素材を選択した。また天井を外し、力強い上部構造をみせながら平家ならではの広がりのある空間としている。

キッチン・ダイニング・リビングをひとつながりの空間とし、リビングは床のレベルを下げ土間コンクリート仕上げとしている。

床を下げることで空間に変化を与え、ソファーが建築と一体のものとして収まったすっきりとしたリビングになる。また段差があることで腰掛けたり、ちょっとしたテーブルに見立ててみたりと、そこに生活の引っ掛かりのようなものがあることで、住宅と人との関係がより近いものになっていくのではないかと考える。

敷地内の周辺の環境の変化によって、機能しづらくなってしまった窓は塞ぎ、リビングと玄関ポーチを繋ぐ窓を一つだけ新たに設けるという、窓の操作によって住宅の向きを調整している。

西と東の窓を塞ぐことで生活の正面を作り、家具の設えや、生活がしやすい様に変化させている。

新しい窓は風の通り道を作るだけでなく、リビングと玄関ポーチを繋げ、その先の玄関へ視線的な繋がりを作りリビングがさらに広々と感じることができる。また、片開きの大きな窓を開放することで、屋根のある縁側としても使うことができる。

将来、増築する際は新しく設けたこの窓を通して、今回リノベーション部分と新築住宅分・共有の通路、それぞれの家とを繋げてくれる重要な要素になると考えている。